8月に旬を迎える野菜<果菜類>
果菜類とは、可食部が果実の野菜です。例をあげると、トマト、ナスなどが当てはまります。ここでは、8月に旬を迎える果菜類を3選紹介します。
①ナス
学名 | Solanum melongena |
分類 | ナス科 |
食べ頃 | 7月~10月 |
種類 | 多年草・1年草 |
ナスは、「なずび」とも呼ばれることもある夏の野菜です。日本のナスは、紫色のナスが多いですが、原産地であるインドのナスは白いものや緑色のナスの果実が一般的です。そのため、ナスの英語名は直訳すると「たまご植物」と呼ばれます。
ナスの旬は?
ナスは、ハウス栽培もされているので通年出回っています。しかし、露地栽培されたナスは7月~9月の夏の間しか出回りません。品種によっては、10月も出回っているものもありますが、新鮮な夏を食べられるのは夏だけです。
ナスのレシピ
ナスは、炒め物・煮物・味噌汁などの具材、漬物などさまざまな美味しい食べ方ができます。ナスを丸ごと焼いて食べるという食べ方もあり、食材として豊富な利用方法があります。しかし、ナスにはあくがあります。そのため、新鮮なものでも生で食べられないので注意してください。
②シシトウ
学名 | Capsicum annuum |
分類 | ナス科 |
食べ頃 | 6月~10月 |
種類 | 1年草 |
シシトウは、トウガラシの1種でトウガラシの甘い品種になります。確かに、シシトウはトウガラシよりも辛くはないですが、ごくたまにとても辛いものが存在しているのも確かです。その理由は、育つ環境で辛さが違っていて、ストレスを与えると辛くなるといわれているからです。
シシトウの旬は?
シシトウは、ハウス栽培されているので通年出回っていますが、食材として最も美味しいのは露地栽培のものが出回る6月~10月です。シシトウは、品種によって若干の順の時期は異なりますが、6月~10月であれば新鮮なシシトウを食べられます。
シシトウのレシピ
シシトウは、煮物、炒め物、焼き物などあらゆる食べ方ができます。揚げ物にもでき、揚げ物の中では特に天ぷらが人気が高いです。特に天ぷらは、シシトウのピリっとした辛さがアクセントとなり、とても美味しいです。
③トウモロコシ
学名 | Zea mays subsp. mays (L.) Iltis |
分類 | イネ科 |
食べ頃 | 7月~8月 |
種類 | 1年草 |
トウモロコシは野菜ではなく、穀物の1種で人間が食べたり、動物が食べたり、バイオエタノールの原料になったりとさまざまなところで活躍しています。雄穂と雌穂の開花時期がずれていることも特徴です。黄色いつぶつぶした実をたくさんつけます。
トウモロコシの旬は?
トウモロコシの旬は7月~8月の夏です。早いところでは、6月から始まり、遅いところでは9月まで出荷が続きます。トウモロコシは生の状態だと、日持ちしません。まさに、この時期しか食べられない野菜なので、時期を逃さないようにしましょう。
トウモロコシのレシピ
トウモロコシは、実をすべて軸から取り除き、茹でたものをサラダにトッピングしたり、炒め物の食材にしたりできます。また、トウモロコシに塩とマヨネーズをかけるだけでも、美味しい食べ方です。トウモロコシにはポップコーンとして食べる食べ方もありますが、ポップコーンにする場合はポップコーン用のトウモロコシが販売されているので、そちらを購入してください。