アイスクリームブルーバナナの病害虫
アイスクリームブルーバナナは比較的丈夫な植物のため、病気にかかりにくいといわれています。しかし、バナナの品種が被害にあいやすい害虫や、乾燥期に発生しやすい害虫がいるため注意が必要です。アイスクリームブルーバナナの受けやすい害虫被害をご紹介します。
バナナゾウムシ
バナナゾウムシは、アイスクリームブルーバナナの幹の部分に侵入して、内側から食害していく害虫です。産卵期には卵をたくさん産みつけるため、5月〜6月にかけてうじ虫のような幼虫が大量発生します。バナナゾウムシの被害を受けた部分は穴だらけになってしまい、薬剤などを散布しても元には戻せないので、早めに切り倒して処分してください。
ハダニ
ハダニは、温度が高くやや乾燥した時期に発生しやすい害虫です。葉の裏側などの見つけにくい場所に寄生し、放っておくと大量発生してしまう恐れがあるので注意しましょう。葉や茎の汁を吸って成長するため、アイスクリームブルーバナナに必要な栄養分まで吸われてしまいます。水が苦手な性質を利用して、定期的に葉水を行いハダニの発生を予防しましょう。
アイスクリームブルーバナナのおいしい食べ方
アイスクリームブルーバナナは皮をむいてそのまま食べると口当たりがなめらかで、とろけるように柔らかい食感です。また、名前のとおりアイスクリームのように、凍らせて冷凍バナナにしてもカチカチになりすぎず、まさにアイスクリームのように楽しめるのが魅力です。ほかにもさまざまな料理に利用できるので、おすすめのレシピを2つご紹介します。
スムージー
- アイスクリームブルーバナナ(1本)の皮をむき適当な大きさに切る
- ミキサーにアイスクリームブルーバナナと牛乳500ccを入れる
- 20秒ほどさっとミキサーにかければ完成
牛乳は、かわりに豆乳を使用しても構いません。砂糖やはちみつを加えなくても、アイスクリームブルーバナナの甘みだけで十分おいしく仕上がります。変わった味を楽しみたい場合は「ピーナッツバター」を加えるのもおすすめですよ。
ジェラート
- アイスクリームブルーバナナ(2本)の皮をむき、一口大に切って冷凍しておく
- 絹ごしどうふ120gと、冷凍したアイスクリームブルーバナナをフードプロセッサーにかける
- 全体がなめらかになったら完成
- お好みでビスケットやフルーツをトッピングしてください
まとめ
アイスクリームブルーバナナの植物としての特徴や栽培方法、おすすめのレシピなどをご紹介しました。アイスクリームブルーバナナは耐暑性や耐寒性が強く、初心者でも簡単に育てられる植物です。大きめの鉢を使えばベランダ栽培でも気軽に育てられます。甘くて濃厚な味が楽しめ、青銀色の見た目がとても美しいアイスクリームブルーバナナを、ぜひ家庭菜園で育ててみてくださいね。