使いかけのえのきの保存方法
開封後の使いかけのえのきの残りもきちんと保存すれば長持ちします。調理などで使い切れなかった残りのえのきを正しい方法で保存し、別の料理でおいしく味わいましょう。
①キッチンペーパーを使う
残ったえのきを冷蔵保存する場合は、キッチンペーパーを活用しましょう。湿らせたキッチンペーパーをえのきの石づきの部分に巻き、食品の保存袋やビニール袋などに入れて野菜室にたてて保存します。野菜室で保存する場合は保存期間が短くなるため残りのえのきは早めに調理しましょう。
ボタ爺
ボタニ子
えのきの残りがどのくらいの量でもキッチンペーパーにくるめば長持ちしますよ。
②タッパーに入れる
キッチンペーパーにえのきの残りをくるんだら、タッパーに入れて保存しましょう。また、残ったえのきを冷凍保存する場合も、タッパーや食品の保存袋に入れましょう。あまり空気に触れさせずに手早くタッパーに入れれば傷みづらく長持ちします。タッパーに入れる際には、軽くキッチンペーパーで水気を取ってから入れてくださいね。
ボタ爺
タッパーに入れて冷凍する場合は、石づきを切ってほぐしてばらばらにしてから冷凍するのがおすすめじゃ。
ボタニ子
塊にして冷凍すると調理するときに使いづらく、火も通りにくくなるためなるべくくっつかないようにしましょう。
③新聞紙を使う
新聞紙もまた水分からえのきを守ります。タッパーや食品の保存袋がない場合は新聞紙にくるんで使いかけのえのきを保存しましょう。えのきを新聞紙にくるんだら、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。このとき新聞紙にくるんだ状態で食品保存袋に入れれば、より長持ちさせられますよ。
④ラップを使う
開封後のえのきをラップに包んで冷蔵庫の野菜室に保存する方法もあります。石づきの部分に湿らせたキッチンペーパーを巻きつけてラップにくるみ、野菜室に立てて保存しましょう。
ボタ爺
冷蔵保存の場合は1週間もたない場合があるので、長持ちさせたいときは残りのえのきも冷凍で保存するのがおすすめじゃ。
ボタニ子
明日すぐ使う、などであればラップでさっと包んで保存しておけば大丈夫ですよ。
新鮮なえのきの見分け方
新鮮なえのきを購入すれば、日持ちしないえのきも長持ちしやすいです。なるべく新鮮で長い期間味わえるえのきを選び、適切な保存をしておいしく味わいましょう。
見分け方①カサの形
新鮮なえのきをみわけるポイントは、カサの形です。新鮮なえのきはカサの形が丸く、プリッとしています。しかし、日がたったえのきはカサの張りがなくしんなりとし、元気がありません。えのきを購入するときはカサの形をみましょう。
見分け方②えのきの色
古くなったえのきは黄色みを帯び、白さがなくなっています。白いえのきがうっすらと黄色くなっている場合は、新鮮ではありません。真っ白い色のえのきを選びましょう。
見分け方③えのきの軸
えのきの軸も新鮮さを見分けるポイントです。軸が太く張りがあれば新鮮ですよ。しかし、シャキッとせずやわらかくしんなりしている場合は店頭に並んでから時間がたっているため、軸に張りのあるえのきを選びましょう。
見分け方④袋の水滴
えのきの袋の内部に水滴がついている場合は鮮度が低いといえます。えのきは鮮度が落ちると水っぽくなるため、密封した袋の中に水滴が発生するので避けましょう。
見分け方⑤生産地
販売している店から生産地が遠い場合は、運搬中に鮮度が落ちています。そのため、遠方の生産地のえのきは避けましょう。遠方のえのきでもまだシャキッとし水滴がついてない場合はよいのですが、鮮度が落ちやすくなっているので、早めに食べるのがおすすめです。
えのきの保存方法を工夫して長持ちさせよう
えのきは正しく保存すれば、長持ちしさらに栄養をアップさせられます。冷凍保存や干しえのきなどにして、おいしいえのきを長くおいしく食べましょう。
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ビニール袋に入れた場合は軽く袋を結んでおくのがおすすめじゃ。空気に触れないようにしよう。