マーガレットの花言葉とは？意味や由来を白やピンクなど色別でご紹介！

マーガレットは花の色によって異なる花言葉がつけられています。花を贈る相手やシチュエーションにあわせて花の色を選ぶのもおすすめです。

白いマーガレットは古くから存在する定番の色で、名前の由来にもなった「真珠」も白いマーガレットにちなんでいます。そのため、白いマーガレットの花言葉は、マーガレット全般の花言葉と同じく「秘めた愛」です。そのほかにも「恋占い」「信頼」などがあります。

黄色・オレンジ色のマーガレットの花言葉は「美しい容姿」です。緑の葉と黄色やオレンジ色の花びらのコントラストが美しく、可憐に咲き誇る姿が由来でしょう。黄色やオレンジのマーガレットは元気にあふれていて、エネルギーを感じさせてくれます。親しい人の人生の門出を応援する際にも贈りたい花の一つですね。

ピンク色のマーガレットの花言葉は「真実の愛」です。「信頼」など、人との関係を象徴するマーガレットのため、愛を連想させるピンクに「真実の愛」という花言葉がつけられたのでしょう。そんな花言葉をもつピンクのマーガレットは母の日などの花束のギフトはもちろん、意中の人に思いを告げたい際にもおすすめの花です。

赤色や紫色のマーガレットは、比較的新しい品種のため、色別の固有の花言葉はつけられていません。したがって、マーガレット全般の花言葉である「心に秘めた愛」「信頼」「真実の友情」などが当てはまります。

数多くの色が存在する植物、マーガレットですが、青い色はありません。マーガレットと似た見た目の「ブルーデイジー」がマーガレットと混同されることがあります。しかしマーガレットはキク科モクシュングク属で、ブルーデイジーはキク科ルリヒナギク属ということから異なる植物です。ちなみに、ブルーデイジーの花言葉には「恵まれている」「幸福」「協力」などがあります。

マーガレットは、原産がスペイン領のカナリア諸島です。マーガレットの原種が17世紀ごろにフランスやイギリスなど欧州に渡り、日本に伝わったのは明治時代末期といわれています。

マーガレットの英語名は「Marguerite」や「Paris daisy」です。Paris daisyという名前の由来は、フランスで品種改良されたマーガレットが持ち込まれたためといわれています。英語でのマーガレットの花言葉も、日本と同じく「秘密の恋」「信頼」です。
 

マーガレットのフランス名も英名と同じく「Marguerite」で、花言葉は「信頼」「純粋さ」「無邪気」「内気な愛」「尊敬」です。また、「Marguerite」はフランスでは人名としても人気でした。

マーガレットの言葉はどれもメッセージ性が強く、長い歴史の中で人々のさまざまな思いが込められてきた植物であることがうかがえます。花屋やホームセンターなどでもよく見かける身近な花ですが、名前や花言葉の由来を知ると、より一層身近に感じられるかもしれませんね。マーガレットの色別の花言葉をチェックして、思いを込めた花ギフトを贈ってはいかがでしょうか。