玉ねぎの保存期間はどれくらい？日持ちさせる正しい保存方法をご紹介！

切った玉ねぎは、常温で保存できません。長時間そのままにしておくと、切り口に調理器具からついた菌が繁殖したり、水分が蒸発したりして腐りやすくなります。使いかけの玉ねぎは、冷蔵や冷凍で保存しましょう。

半分に切った使いかけの玉ねぎは冷蔵室で約3～4日保存できます。皮むき後に下ごしらえ用に切ってしまった玉ねぎは、冷蔵保存で日持ちしません。1～2日を目安にできるだけ早めに調理して食べましょう。

半分に切った使いかけの玉ねぎは、切り口が空気にふれないようにピッタリとラップをかけ、ビニール袋など密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。玉ねぎは切ると、切り口から水分がどんどん蒸発します。

切った玉ねぎは、生の状態でも加熱後でも1カ月程度冷凍庫で保存ができます。玉ねぎを冷凍すると細胞が壊れてシャキシャキ感は失われますが甘みが増し、火の通りが早くなるために加熱調理がしやすくなります。

玉ねぎは、皮むき後に切って生の状態で冷凍保存ができます。使いかけの玉ねぎが残ってしまったときは、調理のついでにくし切り、スライス、みじん切りなどにして冷凍用の保存袋に入れて冷凍しましょう。袋に入れた玉ねぎは平らになるように入れて、できるだけ空気を抜きます。

玉ねぎは、皮むき後に切った後に過熱した状態で冷凍保存ができます。みじん切りやスライスした玉ねぎを炒めたりレンジで加熱したりした後に冷まして、小分けにしてラップで包み冷凍用の保存袋に入れて冷凍しましょう。

玉ねぎをマリネにすると、冷蔵室で4～5日程度、冷凍庫で2週間程度保存できます。

使いかけの玉ねぎやストックのたくさんある玉ねぎを薄くスライスして、生のままでお酢やお好みのマリネ液で和えて、冷蔵室や冷凍庫で保存しましょう。食べる前にほかの材料と合わせたりドレッシングにしたりするなどと、料理のアレンジが簡単にできます。

マリネ液にはさまざまな作り方があり、簡単に使えるお酢や和えるだけでできあがるマリネ液も販売されています。簡単なマリネ液の作り方を1つ覚えておくと便利ですよ。

新玉ねぎは、収穫した後にしばらく乾燥させずにすぐに出荷した玉ねぎです。皮が薄い新玉ねぎは辛みが少なく実に水分が多いために、皮の硬い通常の玉ねぎと保存方法や保存期間が異なります。基本的には1～2日を目安にできるだけ早く食べるのがおすすめです。

条件がよければ、新玉ねぎは雨がかからない風通しのよい日陰で吊るして3日～1週間程度保存できます。普通の玉ねぎのように長期の保存は難しく、調理前の置き場所としてベジタブルストッカーに入れて吊るす程度にしておきましょう。

新玉ねぎを吊るすときは1個ずつネットに入れるか、ストッキングを利用して1個入れては結びを繰り返し、空間を作るなど工夫して長持ちさせましょう。

新玉ねぎは常温で3日～1週間程度保存できます。梅雨の時期や気温が高い場所は腐りやすく常温保存は難しくなります。

新玉ねぎは1個ずつ新聞紙などに包み、箱やかごに入れて保存します。包む前に新聞紙をくしゃくしゃにしてシワを作り、湿気や乾燥を調節しやすく工夫しましょう。密閉された空間で保存するとすぐに腐るためビニール袋などには入れず、なるべく冷暗所に置きましょう。

新玉ねぎは冷蔵室に入れて3日～1週間程度保存できます。湿度の高い野菜室は腐りやすくなるために、新玉ねぎの保存に不向きです。半分に切った新玉ねぎは普通の玉ねぎ同様、しっかりとラップをかけると2～3日程度保存できます。

丸ごとの新玉ねぎは、新聞紙などに1個ずつ包んで冷蔵室に入れましょう。1個ずつ包むのが面倒ならば、紙袋に入れて冷蔵室に入れると2～3日程度保存できます。丸ごとの新玉ねぎの皮をむき、上と下（根を残さない）を切ってラップでしっかりと包む方法でも保存できます。

新玉ねぎは1カ月程度冷凍庫に入れて保存ができます。普通の玉ねぎと同様に皮をむいてそのまま丸ごで、くし切りやスライス、みじん切りなど切った後に生の状態で、また加熱しても冷凍保存が可能です。新玉ねぎもほかに具を入れなければマリネにして2週間程度冷凍庫で保存できます。

玉ねぎはじゃがいもに次いで長い期間保存ができる野菜です。利用方法も数多くあり買い置きしておくととても便利です。生で、丸ごと、使いかけ、調理してとさまざまな方法での保存期間を把握して正しく上手に玉ねぎを保存しましょう。