綿花の用途
用途①糸をつむぐ
綿花をつむぐと、やわらかな糸に仕立てることが可能です。収穫した綿花をよくほぐしてから、スピンドルという道具に巻きつけて細い糸にしていきます。しっかりとほぐしてからスピンドルに掛けるのがコツです。よくほぐさずにスピンドルにかけてしまうと、糸がぷつぷつと途切れて上手につむげませんよ。
用途②ドライフラワーとして飾る
綿花を収穫したあとの用途として人気なのが、ドライフラワーです。綿花のドライフラワーは作るのがとても簡単で、風通しのよい室内に吊るしておくだけで完成します。数本を無造作に花瓶に生けるだけでもナチュラルな魅力がありますし、綿花の部分だけをカットして、ボトルフラワーにするのも素敵です。ボトルに入っている綿花はホコリも付きづらいため、長期保存にも向いていますよ。
用途③リースやスワッグの材料に
綿花はリースの材料としても優秀です。グルーガンや接着剤で市販のリースに付け足すだけでも、ガラリと雰囲気が変わります。綿花の収穫は9月~11月のため、クリスマスシーズンのオーナメントにもぴったりですよ。ふわふわとした綿毛がまるで雪のように見えます。ほかのドライフラワーと組み合わせて、スワッグを作るのもおすすめです。
用途④かわいらしい雰囲気のアロマポプリに
綿花は、アロマポプリに加工するのも人気です。カゴやガラスの器などに綿花をふんわりと詰め込んで、お好みのアロマオイルを数滴たらします。綿花に染みこんだオイルがあたりにほんのりと香って、目でも鼻でも楽しめるインテリアになりますよ。薄く溶いた絵の具で色をつけたり、ビーズやオーナメントと一緒に飾ったりすれば、世界にひとつだけのアロマポプリの完成です。
いろいろな用途のある綿花を育てよう
ふわふわとした見た目がかわいらしい綿花は、いろいろな楽しみ方ができる植物です。肥料や水やりなどの手入れも簡単で、ガーデニング初心者でも育てられますよ。春~秋にかけて栽培し、収穫した綿花を使ったドライフラワーやリースを作りましょう。生花を飾るのを避けたい場所でもドライなら飾りやすく、自分で育てたものだと思えば感慨もひとしおですね。
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出典:写真AC