マコモダケとは？旬な時期などの特徴や栽培方法から食べ方までご紹介！

食感や味・香りなどに秋野菜には見られない特徴が多いマコモダケですが、ここまで紹介してきたのは野菜売り場で購入することができるマコモダケのみです。ただしマコモダケの可食部分は白い実だけではなく、中にはスーパーフードとしてセレブたちに人気の可食部分もあります。

マコモダケの可食部分は、緑色の葉鞘に包まれた新芽・種・葉の3種類あります。野菜として食べるのはマコモダケの新芽で、種はお米の代用、葉は乾燥させて食用にします。なおマコモダケの名前で知られるのは新芽のほうで、種は「ワイルドライス」、葉はお茶にすることが多いです。

お米の代用になるワイルドライスは、日本で栽培されるマコモダケとは品種が違います。ワイルドライスもイネ科植物ですが、アレルギーを起こしにくい特徴があるので、蕎麦・小麦・大豆アレルギーの人でも「ワイルドライスなら食べられる」というケースがあります。なお栄養価が高いのでスーパーフードとしても人気です。

野菜としてのマコモダケの収穫後に刈り取った葉は、天日干しなどで乾燥させてから食用にします。葉には食物繊維が多く含まれておりおなかの調子を整える効能がありますし、葉に含まれる栄養にはビタミン類やミネラル、さらにクロロフィルなどが多く含まれているため、さまざまな不調を改善させる効能があります。

マコモダケの葉を食材にするのはあまりおすすめしませんが、葉が青いうちに刈り取り乾燥させたものをお茶にする方法は古くから人気があります。マコモダケの葉にも体に必要な栄養成分が豊富に含まれているため、いつものお茶をマコモ茶に切り替えるだけでも不足しがちな栄養成分の補給になりおすすめです。