美味しい野菜スープのレシピ6選!味付けや時間などのポイントも紹介!

美味しい野菜スープのレシピ6選!味付けや時間などのポイントも紹介!

いつもの野菜スープがマンネリ気味、というときは、具材は変えずにひと工夫してみましょう。食感を変えたり香りを加えたりすることでスープが生まれ変わります。手に入りやすい具材ばかりで簡単な作り方なのに、野菜がもっと好きになるスープ6選を紹介します。

記事の目次

  1. 1.野菜スープにひと工夫
  2. 2.レシピ①焼きネギのスープ
  3. 3.レシピ②中国のトマトスープ
  4. 4.レシピ③薬膳のキノコデトックススープ
  5. 5.レシピ④豆苗とカリカリ油揚げの豆乳スープ
  6. 6.レシピ⑤パプリカのレモン風味スープ
  7. 7.レシピ⑥オリーブオイルと根菜の味噌汁
  8. 8.おいしい野菜スープで健やかな毎日を

レシピ③薬膳のキノコデトックススープ

調理時間:5分

黒酢やしょうがのすりおろしを入れるのがおすすめ。美容効果もアップします。
出典:著者撮影

キノコデトックススープは、手に入りやすい薬膳具材を組み合わせた美容スープです。食感のよいキクラゲやいろいろなキノコ、黒酢、ゼラチンなどを使ったおいしいスープで、簡単にデトックスできます。「①焼きネギのスープ」で紹介した手作りの鶏スープをベースにしてもおいしいです。手作りの鶏スープを使う場合は、ゼラチンは入れなくて問題ありません。

材料(1人分)

  • 水:200cc
  • 顆粒鶏がらスープの素:小さじ1
  • ゼラチン:2.5g
  • しょうゆ:小さじ1
  • クコの実:小さじ1/2
  • まいたけ:10g
  • ぶなしめじ:10g
  • キクラゲ:10g
  • 長ネギ:少々
  • しょうがのすりおろし:少々
  • 黒酢:少々

使っているゼラチンの使い方を確認しましょう。写真のゼラチンは、80度以上の液体にふりいれると溶けます。
出典:著者撮影

手順

  1. キクラゲは戻し、まいたけやぶなしめじは食べやすくさき、長ネギは小口切りにする
  2. カップに1の具材とクコの実、調味料、水200ccを注ぐ
  3. ラップをして2分加熱
  4. 熱いうちにゼラチンを3に振り入れ、かき混ぜる

ボタニ子

ボタニ子

キクラゲは15分ほどぬるま湯につけると戻ります。

急ぐときは容器にキクラゲと浸るくらいの水を入れ、600Wのレンジで1分加熱すると柔らかくなりますよ。

黒酢、しょうが以外の全ての材料と調味料、水を入れ、ラップをして600Wで2分加熱します。
出典:著者撮影

おいしい具材のポイント

  • クコの実は、抗酸化作用、美肌作用など、うれしい効果が期待できるほんのり甘い生薬
  • 黒酢には疲労回復や、腸内環境を改善する作用がある
  • キノコは食物繊維が豊富でダイエット中にもおすすめの食材
  • ゼラチンは美肌作り、お通じをうながす効果が期待できるといわれている

レシピ④豆苗とカリカリ油揚げの豆乳スープ

調理時間:10分

お好みで、ラー油や黒酢を入れていただきます。
出典:著者撮影

台湾や中国では、豆乳と揚げパンの組み合わせが朝食の定番メニューです。油条(ヨウティアオ)という細長い揚げパンはおいしいのですが、作り方が難しいうえ、カロリーがやや高めです。油条のかわりに油揚げをカリカリに焼き、豆苗と豆乳のスープの上にのせて、香ばしいスープにアレンジしましょう。

材料(2人分)

  • 水:100cc
  • 豆乳:300cc
  • 顆粒鶏がらスープの素:小さじ2
  • 豆苗:40g
  • 油揚げ:2枚
  • 青ネギ:少々
  • 搾菜(ザーサイ):20g
  • ハム:20g

スープのトッピングは、ハム、搾菜、青ネギを刻んだものなどです。ほかにピータンもあいますよ。
出典:著者撮影

手順

  1. 鍋に水、調味料を入れて火にかける
  2. 油揚げをトースターで片面30秒〜1分ずつ、両面焼く
  3. 豆苗を食べやすい長さに切り、トッピングの搾菜、ハム、ネギを刻み、2で焼いた油揚げも細長くカットする
  4. 沸騰した1に豆苗を入れ、ひと煮立ちしたら豆乳を入れ、沸騰する前に火を止める
  5. 器に4のスープを入れ、3のトッピングやラー油、黒酢をテーブルでお好みでいれる

カリカリ油揚げは、食べる直前にスープに入れましょう。
出典:著者撮影

おいしく作るポイント

  • トッピングの搾菜、ハムに塩気があるため、スープの味付けは控えめにする
  • 豆乳は沸騰させると分離することがあるため、フツフツとしかけたら火を止める

レシピ⑤パプリカのレモン風味スープ

調理時間:5分

出典:著者撮影

電子レンジでもできる時短スープを紹介します。牛コンソメベースに甘いパプリカ、レモンの酸味の効いたスープです。忙しい朝におすすめですよ。

材料(1人分)

  • 水:200cc
  • 牛コンソメ:小さじ1
  • 岩塩:少々
  • ブロッコリー:1/8
  • パプリカ:1/4
  • タマネギ:1/4
  • スライスレモン:1枚

レンジ2分半の加熱で、全ての野菜が柔らかくなるようにカットします。
出典:著者撮影

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甘味の強い野菜にチキンコンソメを使うと、スープが甘ったるく感じることもあります。ダシダなどの、牛ベースのスープの素がおすすめですよ。

手順

  1. レモンはスライス、パプリカは5mmの幅に、ブロッコリーは一口大に切り、タマネギはスライサーでスライスにする
  2. カップに1の野菜と調味料を入れ、水を注ぐ
  3. レンジで2分半加熱し、ゆで加減を見て必要ならさらに30秒加熱する
  4. スライスレモンを浮かべる

カップにレモン以外の具材と水を入れてラップをし、600Wで2分半加熱します。
出典:著者撮影

ウィンナーやベーコンを入れると、さらに栄養バランスのよい朝食向きのスープに仕上がります。
著者撮影

ボタ爺

ボタ爺

2人分以上を作るときは、材料を2倍にして鍋で作ったほうがよさそうじゃな。

おいしく作るポイント

  • ブロッコリーのゆで汁にはグルタミン酸という旨味成分が含まれており、スープや味噌汁に活躍する
  • レモンティーのようにスライスレモンを浮かべると、ほどよい香りと酸味が楽しめる。酸味が強すぎるときは小さくカットする

レシピ⑥オリーブオイルと根菜の味噌汁

調理時間:15分

カフェオレボウルに味噌汁を入れても素敵ですよ。
出典:著者撮影

オリーブオイルは和食と相性抜群です。根菜をオリーブオイルで炒めると滋味が引き出され、野菜のおいしさをしみじみと味わえます。野菜の切り方を変えて、ビジュアルも一新した味噌汁を食卓に並べましょう。

材料(2人分)

  • 水:400cc
  • 和風だしの素:小さじ2
  • 味噌:大さじ2
  • オリーブオイル:大さじ1
  • ごぼう:20g
  • にんじん:20g
  • だいこん:20g
  • れんこん:20g
  • かぼちゃ:20g
  • 青ネギ:少々

食感を残すため、ある程度厚みのある切り方にします。コロコロした形が新鮮です。
出典:著者撮影

ボタニ子

ボタニ子

根菜って、つい薄めの斜め切りしたくなるのよね。火を早く通したくて。

手順

  1. 野菜を全て厚みが5ミリほどのさいの目切りにする
  2. 鍋にオリーブオイルを熱し、かぼちゃと青ネギ以外の野菜を炒める
  3. 3分ほど炒め、ところどころに焼き目がついたら水、だしの素を入れる
  4. フツフツと軽く沸騰してから5分ほど煮て、かぼちゃを入れる
  5. かぼちゃに火が通ったらあくを取り味噌を溶き入れ、最後に青ネギを入れる

かぼちゃの煮崩れ防止に、あらかじめ電子レンジで加熱しておいてもOKです。
出典:著者撮影

おいしく作るポイント

  • 焼き目がつくまで具材を炒めると、香ばしい風味がたつ
  • オリーブオイルには白味噌が特によくあう

おいしい野菜スープで健やかな毎日を

Photo byaranha

野菜は、スープのだしをとることもできれば、食感のよい具にも、香りのよい薬味にもなります。野菜のおいしさを味わう簡単な作り方のスープで、もっと元気になりましょう。

ファイトケミカルスープとは?驚きの効果や人気レシピを5つご紹介!のイメージ
ファイトケミカルスープとは?驚きの効果や人気レシピを5つご紹介!
ファイトケミカルスープをご存知ですか?大量の野菜が一度で摂取できると、巷で話題の塩分控えめのスープのことです。今回はたくさんの種類の野菜を具材に使った、ファイトケミカルスープのおすすめレシピを5つ紹介します。参考にしてみてくださいね。
Cana
ライター

Cana

庭いじりもDIYも料理も好きです。でもやっぱり文を書くのが、至福の時です。

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