玄米コーヒーの飲み方
ひとくちに玄米コーヒーといっても、いろんな商品があります。基本的にはコーヒーと同じように飲むことができるのですが、慣れないと戸惑うかもしれません。玄米コーヒーの美味しい飲み方と、玄米コーヒーを選ぶ際の注意点についてまとめました。
玄米コーヒー粉末の飲み方
一番手軽なのは、インスタントコーヒーのように粉末状になっているものです。普通の粉末コーヒーと同じように使うことができるので、バリエーションも豊富です。
ホットで
粉末の玄米コーヒーの場合は、インスタントと同じようにそのままお湯で溶いて味わうことができます。玄米コーヒーの香りと味わいをダイレクトに感じる、いちばんおすすめの飲み方です。
アイスで
粉末の玄米コーヒーは、水にも溶けやすいものがほとんどですが、小量のお湯で溶いたあと、氷と水を注ぐとより美味しく飲めます。夏の暑いときや、熱い飲み物が苦手なお子さんには最適ですね。
ラテでも
ミルクや豆乳を入れたり、黒糖やはちみつを加えるとさらにバリエーションが広がり、お子さんでも美味しく飲めるでしょう。ホットにも、アイスにも、応用してみてください。
エスプレッソ風
玄米コーヒーを茶せんで泡立てて、エスプレッソ風にして飲む飲み方が紹介されています。フワフワでとても美味しそうですね。ホイップクリームを加えるとさらに濃厚な大人の味になりそうです。
ドリップタイプの飲み方
粗びきタイプの場合は、ドリップ式コーヒーと同じく、ペーペーフィルターをドリッパーにセットして、お湯で抽出します。粉っぽさが気になる方はこちらのほうがおすすめです。カップにセットしてドリップするタイプもあります。
玄米コーヒーの注意点
玄米は外皮がそのまま残っているため、無農薬米でない場合は、白米よりも農薬が多く残っていることになります。せっかく健康のために玄米コーヒーを飲むのですから、できるだけ無農薬のものを選びたいですね。原料の玄米について、無農薬米使用の表示があるかどうかを確かめてみてください。
玄米コーヒーの飲み方
- 粉末の玄米コーヒーそのままお湯で溶いて
- アイスやラテ風、エスプレッソ風にアレンジしても美味しい
- 粗びきタイプの場合はドリップ式で
- 無農薬玄米を使用したものを選ぼう
玄米コーヒーの作り方
玄米コーヒーは、玄米を黒くなるまで炒ったものなので、自宅でも作ることができます。玄米コーヒーの作り方のポイントと注意点をご紹介します。
作り方(材料と道具)
原料となる玄米は、できるだけ無農薬のものを選びましょう。近くで無農薬玄米が手に入らない場合は、ネット通販などで無農薬栽培の玄米が手に入ります。
用意する道具
玄米のほかに用意するものは、フライパンと木しゃもじ、最後に粉にするためのすり鉢やコーヒーミルなどです。
作り方(手順)
- 玄米をフライパンに入れます
- とろ火で、木しゃもじで混ぜながら、ゆっくりと炒ります。玄米が破裂しないように気を付けます。
- 玄米が全体的に茶褐色になったら火を止めて、粗熱を取ります。30分~1時間ほどかかります。
- すり鉢やコーヒーミルなどで粉にします。
作り方(注意点)
- 最初、玄米が白いうちはやや強火でも構いません。色づいてきたら弱火にします。
- 玄米がポップコーンのようにはじけてしまわないように、ごく弱火で炒ります。
- 一度にたくさんの玄米を入れると熱が回り切れないので、フライパンの半分以下にしましょう。
- 粉にしてしまうと、玄米は酸化しやすくなります。使う分だけ粉にしたほうが、鮮度を保てます。
作り方(ホームベーカリー)
ホームベーカリーがあれば、ジャムコースで玄米コーヒーが作れます。これだと、時間がないときでもおまかせで気軽に作れますね。
作り方(オーブン)
時間がかかりますがオーブンで作ることもできます。破裂しないように、中の様子に気を付けながら作ってみてください。
玄米コーヒーの作り方
- 使用する玄米は無農薬のものを
- とろ火でゆっくりと炒る
- 使う分だけ粉にしたほうが鮮度がよい
- ホームベーカリーやオーブンでも作ることができる
最後に
健康志向の高まりで、近年玄米は見直されてきています。玄米の豊富な栄養をご紹介しましたが、健康にいいとわかっていても、主食を完全に玄米に変えてしまうのは大変ですね。まずは玄米コーヒーを毎日の習慣にしてみることから始めてみてはどうでしょうか。家族や友人と一緒に、玄米コーヒーブレイクを楽しんでみてくださいね。
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出典:写真AC