ヤングコーン
学名 | Zea mays subsp. mays (L.) Iltis |
分類 | イネ科 |
食べ頃 | 5月~7月 |
種類 | 一年草 |
ヤングコーンとは、トウモロコシを若取りしたもので、ベビーコーンの名前でも知られています。しかし、ヤングコーンはすべてのトウモロコシの品種から収穫できるわけではなく、ほとんど食用にされているトウモロコシの品種でのみ出回ります。
ヤングコーンの旬は?
ヤングコーンの旬は、トウモロコシの旬の少し前です。そのため、初夏から夏にかけてが旬です。特に5月~6月は、フレッシュなヤングクーンを手に入れることができます。しかし、トウモロコシの旬に入ってしまうと、ヤングコーンは収穫できなくなります。
ヤングコーンのレシピ
ヤングコーンはトウモロコシとは違い、真ん中の芯の部分も食べられます。そのため丸ごと炒め物にしたり、下茹でしたものをサラダにする食べ方があります。皮がついたままのヤングコーンが手に入ったら、そのまま焼いて皮だけむき、ヒゲごと食べるのもおすすめです。トウモロコシとはまた違った食べ方があるので、トウモロコシとヤングコーン両方食べても飽きることはありません。
5月に旬を迎える野菜⑦<香味野菜>
香味野菜とは、いわゆるハーブの仲間で香りなどを楽しむ野菜のことです。ここでは、5月に旬を迎える香味野菜について紹介します。
ミツバ
学名 | Cryptotaenia canadensis subsp. japonica |
分類 | セリ科 |
食べ頃 | 3月~6月 |
種類 | 多年草 |
ミツバは、山地の日陰に普通に自生している植物です。自生しているもの以外でも、ハウスにて水耕栽培されているミツバがあります。栽培されているものより、自生しているミツバの方が茎がしっかりしています。
ミツバの旬は?
ミツバは葉と茎を食材にします。栽培されているミツバはハウス栽培なので、通年出回っていますが、天然物は3月~6月の時期しか出回りません。栽培品種と天然ものでは風味も全然違うため、ミツバと食べるときは天然ものの旬を逃さないようにしましょう。
ミツバのレシピ
ミツバは、食材としては主にトッピングとしての食べ方が主流です。茶わん蒸しやお吸い物、丼ものなどに具材の一部として入っています。ミツバがあるとないとでは風味が変わってくるので、料理としての主役にはなりにくいですが、主役をさらにおいしく食べるための重要な存在です。
まとめ
5月には、通年回っていてもその時期だけ食べられる野菜や、そもそも5月しか食べられない野菜がある時期です。旬の野菜はとても美味しいです。ぞんぶんに春の味覚が楽しめる時期でもあるので、食べ逃しがないよう楽しんでくださいね。