ニーレンベルギアの病害虫
立ち枯れ病
立ち枯れ病は、植物が地際からだんだん黄化、褐色化しやがて全体が枯れてしまう病気です。原因は土壌中のカビ菌で、連作した場合特に発生の可能性が高まります。また湿度が高い場合も発生しやすく、特に梅雨の時期には注意が必要です。
アブラムシ
ニーレンベルギアを育てる際に特に気を付けたい害虫がアブラムシです。アブラムシは4月~10月と幅広い期間発生の危険があります。切り戻しを行ってしっかり風通しを確保したり、予防防除で農薬散布を行ったりして対策しましょう。
ハダニ
ハダニは乾燥しているときに出やすい害虫です。ハダニは水を嫌う害虫のため、乾燥した日が続くようなときには植物全体に水をかけるようにして対策をしてください。
ニーレンベルギアの増やし方
増やし方①種を採取して増やす
ニーレンベルギアは種を採取して増やせますが、種類によって種どりのしやすさが異なります。セルレア種は比較的種がつきやすいのに対し、レペンス種やスコパリア種は種がつかないこともあるため、挿し芽に挑戦したほうが簡単でしょう。種は花期が終了した冬の期間に採取できます。
増やし方②挿し芽で増やす
種がつきにくい品種でも、挿し芽なら増やすことが可能です。挿し芽はポイントを押さえれば、意比較的簡単に発根します。もし失敗してもニーレンベルギアは生育旺盛で次々と新芽を伸ばす植物のため、何度でもトライしてみてください。
挿し芽を成功させるポイント
- 健全で若い挿し穂を使用する
- 清潔な培土を使う
- 発根剤を使う
- こまめに水やりをする
まとめ
ニーレンベルギアは中南米原産の植物で、日本人にはあまり耳馴染みがないかもしれません。しかし、ホームセンターなどで苗を探してみると意外にたくさん売られています。種類によって特徴があるため、好みのものを選んで栽培を楽しんでください。寄せ植えに取り入れてもとても華やかでおすすめです。可憐な見た目ながら案外丈夫な植物で、初心者でも簡単に育てられます。