3月に植え付けるおすすめの花【球根5選】
3月植えの球根①ダリア
丸くてボリューミーな花の形がかわいらしいダリアは、3月下旬頃~7月上旬にかけてが植え付けに適しています。メキシコなど暖かいところが原産の植物のため、寒さにはあてないよう十分注意してください。ダリアの草丈は品種によって20cmほどのものから150cmほどになるものまでさまざまです。花の大きさも種類によって異なるため、購入前にはしっかりチェックしておきましょう。
基本情報
目 | キク目 |
科 | キク科 |
属 | ダリア属 |
学名 | Dahlia |
開花時期 | 6月中旬~7月、9月中旬~11月 |
花言葉 | 華麗、優雅、移り気、裏切り |
おすすめ品種【イエローティップドホワイト】
参考価格: 1,859円
イエローティップドホワイトは、夏の訪れを感じさせる明るい黄色のダリアです。花びらの先の白い模様がアクセントになっています。草丈は20cm~50cmと小さめの品種です。径7cm~8cmほどのポンポンのような愛らしい花が庭全体を明るくしてくれます。
3月植えの球根②アマリリス
鮮やかで存在感のあるアマリリスは、一株あるだけでも部屋や庭の雰囲気をぐっと華やかなものにしてくれます。2月~3月にかけてよく販売されている球根を購入して育ててみましょう。秋の季節になるとすでに鉢植えになっているものが売られていることもよくあります。ほかの多くの植物と異なり、花のつぼみと葉が同時に現れるという育ち方も大きな特徴です。
基本情報
目 | キジカクシ目 |
科 | ヒガンバナ科 |
属 | ヒッペアストルム属 |
学名 | Hippeastrum |
開花時期 | 4月下旬~6月、10月 |
花言葉 | 誇り、素晴らしく美しい、おしゃべり、内気 |
おすすめ品種【アイキャッチャー】
参考価格: 1,900円
アイキャッチャーは赤と白のバイカラーが個性的で、その名のとおり思わず目を奪われてしまうような存在感のある花です。単体の鉢植えにしても華やかで豪華な印象を与えます。
3月植えの球根③グラジオラス
グラジオラスは、縦方向に整然と並んで開花する姿が特徴的で美しい花です。前年10月~12月頃に植え付けて3月~5月に開花する春咲きタイプと、3月~5月に植え付けて6月~9月に開花する夏咲きタイプがあります。夏咲きタイプは植え付けておよそ90日~100日後が開花の目安です。春咲きのタイプは12月~2月の寒さで弱ってしまわないよう、ビニールなどでしっかり防寒しましょう。
基本情報
目 | キジカクシ目 |
科 | アヤメ科 |
属 | グラジオラス属 |
学名 | Gladiolus |
開花時期 | 6月~9月 |
花言葉 | 密会、用心、思い出、忘却、勝利 |
おすすめ品種【ジローナ】
参考価格: 979円
濃いピンクから薄ピンク、ホワイトと色のグラデーションが美しいジローナ。80cm~120cmほどまで成長し、夏の花壇を明るく華やかに彩ります。グラジオラスの球根はさまざまな色がミックスされて販売されていることも多いため、カラフルな花壇に仕上げたい場合にはそちらを購入するのもおすすめです。
3月植えの球根④カラー
インパクトのある花の形が印象的なカラーは、その名のとおり襟のような花びらが非常に特徴的です。3月上旬~4月上旬が球根植え付けの適期ですが、カラーは芽の付け根から発根するため、球根の上には3cm~5cmほどしっかりと土をかぶせてあげましょう。花壇や鉢植えなどで栽培を楽しむことはもちろん、切り花にしてアレンジメントのアクセントに活用するのもおすすめです。
基本情報
目 | オモダカ目 |
科 | サトイモ科 |
属 | オランダカイウ属(サンテデスキア属) |
学名 | Zantedeshia |
開花時期 | 6月~7月 |
花言葉 | 乙女のしとやかさ、清浄 |
おすすめ品種【モーツァルト】
参考価格: 594円
モーツァルトは、ベージュ味のある橙色の品種です。ユニークな形ですが、草姿もすっきりしていて主張しすぎません。鉢植えにして室内に飾ってもおしゃれなインテリアとして楽しめます。
3月植えの球根⑤クロコスミア
クロコスミアは、ヒメヒオウギズイセンの名前で日本でも親しまれてきた南アフリカ原産の植物です。穂のように花蕾をつける姿が特徴的な花で、3月下旬~5月上旬にかけて球根を植え付けます。とても丈夫でやせ地を好む花のため、肥料の与えすぎには気をつけましょう。赤や黄色といった夏らしい色の品種がよく販売されています。
基本情報
目 | キジカクシ目 |
科 | アヤメ科 |
属 | クロコスミア属(ヒオウギズイセン属、ヒメトウショウブ属) |
学名 | Crocosmia |
開花時期 | 6月~8月 |
花言葉 | 楽しい思い出、謙譲の美、陽気 |
おすすめ品種【ジョージデビッドソン】
参考価格: 691円
ジョージデビッドソンは、小さめの黄色い花を咲かせるクロコスミアです。アヤメ科独特のすっと伸びた剣状の葉は、暑い夏でもどこか涼しさを感じさせます。クロコスミアは春植えの花でありながら耐寒性も備えており、植えっぱなしで毎年花を咲かせるため管理に自信のない初心者の方にもおすすめです。
栽培後の楽しみ方
庭や鉢植えなどで花や花木を上手に育てられたら、今度は花を活用したドライフラワーや枝を活用した挿し木など新たな楽しみ方に挑戦してみましょう。楽しみ方のバリエーションが増えると、ガーデニングもより楽しくなります。
楽しみ方①ドライフラワー
きれいに乾燥させるのが難しそうなドライフラワーは、実は切り花をさかさまに吊るして干しておくだけでできあがるためとても簡単です。吊るすときは切り花を数本集めて花束のようにし、麻ひもなどを使い縛りましょう。吊るすとそれだけでもおしゃれなインテリアになりますよ。鮮やかな花や葉でも乾かすと退色してぐっと落ち着いた雰囲気になり、生花とはまた違った魅力を感じられるでしょう。
楽しみ方②挿し木
同じ花の株を増やしたいと思ったら、挿し木にトライしてみましょう。タイミングや挿し穂の状態によってうまくいかないこともありますが、発根剤などを上手に活用すれば失敗しにくいですよ。手間をかけるぶん、自分で挿し木した枝が成長してくれたときの喜びはひとしおです。
楽しみ方③球根の採取
球根を植えるタイプの花を育てた場合、花が咲き終わった後の球根を丁寧に保管しておくことで、また来年も栽培を楽しめます。球根は植え付けたまま越冬させられますが、寒さに弱い品種は掘り上げて保管するのがおすすめです。掘り上げた球根には親球の周りに子球がついているため、丁寧に切り離して保管しておくことで翌年は株数を増やして栽培を楽しめます。
3月は華やかな庭づくりにチャレンジ!
3月に植え付ける花は初夏から秋にかけて開花するものが多いため、その頃の庭の様子をイメージしながら好みの花を選んでガーデニングを楽しんでください。栽培の後はドライフラワーにしたり、挿し木で株を増やしたりするのもおすすめです。
麻ひもで縛る前に、輪ゴムでひとまとめにしておくとばらけないのでおすすめです!