1月の誕生花まとめ！1日〜31日それぞれの花の特徴・花言葉を解説！

サンザシは中国原産の低木で、日本には1700年代に渡来しました。白やピンクの清楚な花だけでなく、秋には紅葉や実の鑑賞も楽しめます。「希望」「たったひとつの恋」「成功を待つ」という花言葉は、大切な人に伝えたくなるロマンティックなフレーズですね。

プリムラは多数の園芸品種を持ち、色も豊富であることから、ガーデニングで人気です。12月～4月と、開花期が長いのも魅力ですね。花言葉は色や品種によって異なり、「美の秘密（赤）」「信頼（紫）」「青春の美しさ（オブコニカ）」「運命をひらく（マラコイデス）」などがあります。

スイカズラは日本や中国、台湾に自生するつる性植物です。花は白からだんだんと黄色に変わり、季節の移り変わりとともに楽しめます。「愛の絆」「献身的な愛」という花言葉は、つるによってほかの木に絡まり、仲睦まじく育つようすにちなんだものです。

極彩色のあざやかな花を咲かせるラケナリアは、産地と花の見た目から「アフリカヒアシンス」とも呼ばれています。「移り気」「変化」「好奇心」といった花言葉は、さまざまなシーンでギフトに活用できますね。開花期が非常に長いという特徴にちなんだ、「持続する愛」という花言葉も素敵です。

ロマンティックな香りで人気のマダガスカルジャスミンは、1月19日の誕生花です。光沢のある葉とのコントラストも美しく、清楚な花姿はギフトにぴったりですよ。花言葉は純白の花色にちなんで、「清らかな祈り」「愛される花嫁」「ふたりで遠くへ旅に出ましょう」などがあります。

ゴージャスな花姿でギフトやウェディングに人気のラナンキュラスは、春に開花する球根花です。花言葉は花色ごとにつけられていて、黄色には「優しい心遣い」というメッセージがあります。1輪でも存在感抜群のラナンキュラスは、シンプルに花瓶に飾るだけでも部屋の印象を変えてくれますよ。

ガーベラはカラーバリエーションの豊富さやポップな見た目から、ギフトや装飾に人気のある花です。こちらも花色ごとに花言葉がつけられていて、特に赤色は「燃える神秘の愛」「限りなき挑戦」という情熱的なフレーズを持ちます。生花店での扱いも多く、入手しやすいのも魅力ですね。

ヨーロッパ原産のアネモネは、神話や伝説にも数多く登場しているのが特徴です。赤や白、紫などのカラーバリエーションも豊富で、可憐な花姿も人気があります。花言葉は「はかない恋」という全体に共通するもののほか、「真実（白）」「あなたを愛します（赤）」「信じて待つ（紫）」などです。

マンリョウは江戸時代から栽培されている古典園芸植物のひとつです。あざやかな赤い実が印象的で、お正月飾りとしても人気があります。花言葉はそうしたエピソードにちなんだ「言祝ぎ（ことほぎ）」というおめでたいフレーズですよ。開花期は夏で、白く可憐な花を咲かせます。

ヒヤシンスは庭植えや鉢植えはもちろん、水栽培にも向く球根花です。均整の取れた草姿と耐寒性の強さが特徴で、日本全国で栽培が可能ですよ。花言葉は色ごとに異なり、紫色の「初恋のひたむきさ」、青色の「変わらぬ愛」、白色の「あなたのために祈ります」などがあります。

初夏を代表する高山植物・キンポウゲが1月25日の誕生花です。あざやかなイエローの花にぴったりの、「栄誉」「栄光」「無邪気」といった花言葉を持ちます。一重咲きや八重咲きなど、花形のバリエーションも豊富です。山の斜面に大群落をつくるようすは、とても美しく圧巻ですよ。

クロッカスは雪にも負けず花芽を伸ばし、花を咲かせるたくましい花です。地面に近い場所で開花するため、雪原にポッと明かりがともったように見えます。花言葉は「青春の喜び」「切望」「あなたを待つ」など、一途な印象を与えるフレーズが並びました。黄色に個別につけられた花言葉は「私を信じて」です。

小さなオレンジ色の実でおなじみのキンカンは、中国原産の果樹です。開花期は夏で、白く清楚な雰囲気の花をつけます。甘酸っぱくやわらかい果実は生食のほか、ジャムや甘露煮、ドライフルーツなどさまざまな楽しみ方がありますよ。花言葉は「思い出」「感謝」です。小ぶりの鉢植えで贈れば、1年を通して楽しめます。

やわらかなブルーの小花が幻想的なネモフィラは、日本では「ルリカラクサ（瑠璃唐草）」とも呼ばれています。横に広がるように育つのが特徴で、花壇のグランドカバーに向きます。花言葉は「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」です。透き通るような青色によく似合う、優しい印象のフレーズですね。

ルピナスはすらりと伸びた花穂にたくさんの小花をつける花です。野生の獣のようにたくましい生命力を持つことから、ラテン語でオオカミを意味する名前が付けられました。暑さに弱いため、日本では一般的に一年草として扱います。花言葉は「想像力」「いつもしあわせ」「あなたは私の安らぎ」です。

ブドウのようにころんとした花をつけるムスカリは、地中海沿岸地方が原産の球根花です。花言葉は「失望」「失意」とややネガティブな印象ですが、その失望から立ち直るという意味で「夢にかける思い」「明るい未来」という花言葉もあわせ持っています。ギフトとして贈るときには、メッセージカードでフォローしましょう。

シロタエギクは夏に咲く黄色い小花と同じくらい、雪をかぶったようなシルバーリーフが美しい多年草です。シルバーリーフの定番とも呼ばれる花で、ガーデニングの名脇役として人気があります。花言葉の「あなたを支える」「おだやか」にも、ほかの花を引き立てるシロタエギクらしさが表れていますね。

1月の誕生花31種類は、それぞれ異なる魅力を持つ素敵な花ばかりです。自分や身近な人の誕生花を知ると、生花店での印象も変わりますね。また、紹介した花以外にも、誕生花はいくつもあります。相手の好みや伝えたいメッセージにぴったりのものを探してみるのも楽しいですね。