春に植えるおすすめ野菜(その他9選)
春に植える野菜の中には、豆類や芋類など、ほかにも多くの種類があります。さまざまな調理法がある春植え野菜を、とれたての野菜を味わえる家庭菜園で栽培してみましょう。その他の春植え野菜の種類を紹介します。
春植え野菜17:インゲン
インゲンは、ビタミンやミネラルが栄養価の高い野菜です。種まきは4月上旬、植え付けは4月半ばからできます。つるなしの種を選べば、支柱を立てる必要がなく、狭いスペースでも家庭菜園が可能で、プランターでも充分に育ちます。収穫時期は6月頭〜8月下旬ですが、高温や乾燥に弱いので早めに種まきをするのがおすすめです。
春植え野菜18:トウガラシ
トウガラシは、さまざまな国の料理にスパイスとして用いられ、ピリッとした辛みがあります。プランターでもよく育ち、病害虫にも強いので、家庭菜園の初心者におすすめです。苗の植え付けは4月あからで、収穫は7月頭からできます。盛夏までに株を大きく育てておくことが、長く収穫するためのコツです。
春植え野菜19:シカクマメ
シカクマメは草丈2〜3mにもなるつる科の植物で、グリーンカーテンとしても利用できる春植えにおすすめの野菜です。夏には実、秋には芋が収穫できる一石二鳥な珍しい野菜で、家庭菜園での人気が高まっています。種まきは4月、収穫は8月頃、芋の収穫は10月頃です。
春植え野菜20:アスパラガス
アスパラガスは植えてから数年間収穫できるため、大変にお得な野菜で、家庭菜園にもおすすめです。収穫も簡単で、ポキポキと折るだけなので、子供でも簡単にできます。市場に出回っている種類はいくつかありますが、中でもグリーンアスパラガスは、栄養価が豊富で人気です。植え付けは3月末から、収穫まで約1年かかります。
春植え野菜21:ミニゴボウ
ミニゴボウは食物繊維が豊富で、ミネラル・ポリフェノールなど、栄養価が高い野菜です。春に種まきをするなら3月からで、収穫は7月からできます。家庭菜園でのゴボウは一見難しそうですが、そこが深いプランターや土のうを使えば、ベランダなど限られたスペースでも栽培が可能です。
春植え野菜22:サトイモ
サトイモは、1株からいくつもの芋が収穫できる野菜で、家庭菜園でも人気が高いです。種芋を選ぶ際は、大きめの栄養分が蓄えられたもので、病害虫の被害に遭っていないものを選びましょう。春植えの場合、夏場の乾燥防止のため、敷き藁も必要です。植え付けは3月末からで、収穫は9月末からできます。
春植え野菜23:ヤーコン
ヤーコンは、1株からたくさん取れる、ヘルシーで健康にいい野菜です。市場にあまり出ず、あまり聞き慣れない野菜ですが、生食・揚げ物・煮物・炒め物など何通りもの食べ方ができます。ヤーコンの栽培は冬場が一般的ですが、春の植え付けの場合は5月頭からです。夏場の強い日差しに弱いため、プランターなどで育て、季節によって場所を変えましょう。
春植え野菜24:ラディッシュ
ラディッシュは、種をまいてから約30日で育ち、とても短い栽培期間の野菜です。大根のような味で、和名では「二十日大根」と呼ばれています。真冬・真夏以外、いつでも栽培できる野菜で、春植えの場合は3月からがおすすめです。小さいプランターで充分に生育し、部屋の中でも、日当たりがよければ野菜づくりができます。
春植え野菜25:カブ
カブは、種をまいて約1ヶ月半の期間で収穫でき、短い栽培期間で生育する野菜です。白い実の部分だけでなく、葉や茎も食べることができ、捨てるところがほとんどありません。春に種まきをするなら3月からが適期で、収穫は5月頃からできます。標準サイズのプランターでも育ち、狭いスペースでも野菜づくりが可能です。
ボタニ子
野菜の紹介は以上です。最後に、栽培で失敗しないためのカンタンなコツをご紹介します。